犬がたびたび吐いたり、食欲が低下して体重が減ったりしていませんか?
愛犬・老犬がたびたび吐いたりしていませんか?
慢性胃炎かもしれません。
慢性胃炎の症状は
- たびたび吐く
- 食欲が低下する
- 体重が減る
などがあります。
たびたび吐く・嘔吐するというのは一日に何回も吐く・嘔吐するというのではなくて
数週間ぐらいの期間で間欠的に吐く・嘔吐するということです。
ですので毎日頻繁に吐く・嘔吐するといことでもありません。
「最近なんだか吐くことが多いな・・・・具合でも悪いのかな?」という
ぐらいの感覚だと思います。
急性胃炎の様に毎日頻繁に吐く・嘔吐するのではないので
慢性胃炎はその発見が遅れてしまうようです。
慢性胃炎は徐々に胃の粘膜のダメージが拡がっていきますので
貧血の症状が現れたり、胃の粘膜の痛みから腹部を触られるのを
嫌がったりして、うずくまったりします。
また老犬になると慢性胃炎の症状、たびたび吐く・食欲が低下する・体重が減る
に加えて口臭が強くなるのが慢性胃炎の特徴です。
犬の慢性胃炎の原因は特定が難しいようです。急性胃炎が原因のときも。
犬がたびたび吐く、食欲が低下して体重が減る、腹部に痛みがるようだ・・・。
などなど、慢性胃炎の症状はあるのですが、その原因を特定するのは
本当に難しいのが実情です。
急性胃炎が完治せずに、そのまま慢性胃炎に移行してしまうケースもあります。
慢性胃炎が疑われて、一番に原因として考えられているのは
胃の活動量が低下して、その活動量が低下した部分の血液の流れが
悪くなり、うっ滞という現象が起きることです。
また、胃の何層にもわたる粘膜全てに
炎症細胞と呼ばれている炎症組織が拡がったり胃潰瘍になり
その結果、慢性胃炎になるケースもあり慢性胃炎の原因は
多岐にわたって考えられ特定が難しいです。
犬がよく吐く、食欲が低下する、体重が減る、元気がない
腹部の痛みがあって寝ているなどの症状は
他の病気でもみられる症状ですので、慢性胃炎かどうか
獣医さんに診断してもらう必要があります。