耳から変な臭いがして耳が汚れている
犬の耳には皮膚と同じように常在菌が多数住みついていますので
人がいつ臭ってみても多少の臭いはするものなのですが
犬の耳から、いつもと違う臭いがするなど、臭いの異変または耳の腫れ
などがないかチェックしましょう。特に垂れ耳の犬や耳に毛が多い犬種の子は
要注意です。元々通気性が悪いため暑い夏など湿度があがり
細菌も増殖しやすくなります。
この臭いの元となっている細菌のエサは耳垢です。
日頃から耳そうじをしてあげて耳垢をしっかりと取り除いてあげるのが
耳からのにおいを防ぐ最善の方法になります。
耳そうじは入り口と奥の2段階で無理せずに
まず耳そうじの行う前に耳全体と耳の中のチェックをしましょう。
耳の中に赤い炎症や黒く変色している箇所を発見したときは
無理せずに耳そうじを中止して獣医さんに診てもらいましょう。
チェックして異常がなかったら耳そうじをしてあげるのですが
そのときは耳の入り口と奥の2段階での耳そうじを心がけて
まずは入り口周辺をローションを含ませたコットンやガーゼを巻いた
柔らかい布を用意して、拭き上げてあげましょう。
次は耳の奥なのですが、鉗子があれば良いのですがなければ
鼻毛きりなどのように先が切れないように保護してあるハサミのような
シッカリしたガーゼなどを巻きつけられる物が良いです。
愛犬の耳そうじにはこの道具が最適!
やはりこのハサミが1番使い易くてよいようです。
犬の耳周辺の毛も切りやすい形状になっていますので。
1つあれば便利ですね、ペットショップやホームセンターでも見かけませんが
やはり販売しているところはあるようです。
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耳周りを清潔に保つための便利モノ♪
コットンをはさみ巻き、しっかりもてるので安心です。 |
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耳そうじといえば綿棒でしょう?
「耳そうじといえば綿棒でしょう?」と思いがちですが綿棒は意外と
犬の耳そうじに向いていません、私も何回か綿棒で耳そうじにチャレンジして
みたのですが思っていたほど綺麗になりませんでした。効率が悪かったです。
綿棒は力が入り過ぎないように柄の部分が曲がりやすくなっています。
安全を考慮してなのか、愛犬が嫌がって少し首を振っただけでグニャと曲がってしまって
また取り替えないといけなくなって、それが何度も何度も・・・そうなると愛犬にも
警戒されてしまって、なかなか次の綿棒を受け入れてくれなくなりました。
綿棒は先端の部分が小さくて愛犬の耳垢が多い場合たった一回入れてかき出した
だけで綿棒の先端部分が耳垢だらけになって、また交換となりました。まあ綿棒の先端にガーゼなどを巻いて耳垢が取れる面積を拡げると
マシにはなったのですが・・・それだと余計に綿棒が曲がりやすくなってしまって・・・。効率が。
これが1番のポイントなのですが綿棒は耳垢をかき出すというよりも
耳の奥へ奥へ押し戻してしまうときがあります。私たちでもそうだと思うのですが、
耳かきだと綺麗に耳垢が取れるのですが綿棒だと
上手く耳垢がとれなかった経験がある人も多いと思います。綿棒はかき出す構造ではないですから・・。
やはり、オススメは細身のハサミまたはシッカリとした素材の細身のヘラのようなものにガーゼにローションを絡めて
一度に多くの耳垢をとるのが良いようです。愛犬のためにも。
愛犬からしても何度も何度も耳に異物を
入れられるのは不快でしょうから、出来るだけ効率のよい道具で短時間で終わらせてあげましょう。