老犬・高齢犬の認知症の治療法・予防法はあるのでしょうか?

老犬・高齢犬の認知症

 

犬の認知症は11歳以降に要注意です。

 

犬の認知症は11歳以降から発症しやすくなり徐々に進行していくと言われています。
老犬・高齢犬が認知症であるかの判断は以前と違う最近の行動からの判断しかありません。
「血液検査などで認知症かどうか分からないの?」と思われるかもしれませんが
血液検査では老犬・高齢犬が認知症かどうかは診断が出来ません。

 

以前と違う行動の変化から老犬・高齢犬が認知症であるかを
判断します。

 

  • 単調な声で夜鳴きをする
  • 何時間もグルグル回っている
  • 顔つきがぼんやりしている
  • タンスなどのすき間に入ってでられない
  • 食欲旺盛なのに太らない・痩せていく
  • 他の犬や物事に関心がないようだ

 

などの項目に複数あてはまるようなら
老犬・高齢犬が認知症になっている可能性があります。

 


老犬の認知症はフードを変えれば予防できる!?

DHAやEPAなど脳の機能や認知症に良いとされているのですが
老犬・高齢犬の認知症にはどうなのでしょうか?

 

DHAやEPAなどのサプリメントやフードを与えて後
夜鳴きや旋回運動が減ったなどの報告されています。

 

ただ、毎晩何時間も夜鳴きをするほど進行してしまった
老犬・高齢犬の認知症がDHAやEPAが含まれているフードに
替えて突然なくなる訳ではありません。

 

飼い主が愛犬を日頃からよく観察して、認知症の初期を察知して
フードを変える、DHAやEPAが含まれているサプリメントを与えるなどをしてみて
老犬の認知症の進行を遅らせる結果に繋がります。

 

老犬・高齢犬の認知症に効果的な薬は現在開発されていません。

 

人間の認知症の治療に使用されるドネぺジルという薬があるのですが
あまり聞いたことがない薬ですが商品名をアリセプトといいます。
認知症治療薬のアリセプトは耳にしたことがあるのではないでしょうか?

 

このアリセプトを老犬・高齢犬の認知症への治療へ
使用してはいるのですが、まだまだ臨床例が少なくて
認知症治療薬として効果が期待出来ません。

 

効果的な認知症の治療法がない現在
予防、進行を遅らせるのが目標
となってきます。

 

肉が主成分のドライフードを与えている
老犬の食事を手作りしているという人

毎回の老犬・高齢犬の食事にDHAやEPAが含まれている
不飽和脂肪酸をトッピングしてあげましょう。

 

劇的な認知症の症状の治療にはならないかもしれませんが
夜鳴きや徘徊などが軽減・改善される可能性は十分にあります。

 

 

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犬の認知症は8割が日本犬または日本犬のミックスって本当?なぜ?

   本当です。

 

認知症を発症する犬種は、ほぼ決まっていて柴犬などの
日本犬もしくは日本犬とのミックスです。
認知症を発症した8割が日本犬で11歳以上の日本犬もしくは日本犬とのミックスを
飼っている人は老犬・高齢犬の日頃の行動を注意深く観察しておく必要があります。

 

なんで日本犬が認知症になってしまうの?原因は?

 

ご存知のように犬は縄文時代ぐらいから人間と生活を共にしてきました。
当時は当然、犬だけの食事なんてありませんから人間の食べ残したものを
与えられて生きていたのです。

 

縄文時代の食事は魚がメインでしたから犬も魚中心の食事でした。
人も犬も重要なたんぱく質を魚から得ていた訳になります。

 

DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸を魚から得て脳にもよい食生活で暮らしていました。

 

しかし、半世紀ぐらい前から肉が成分のドッグフードが多く発売されて
犬の認知症も激増してきたと言われています。

 

犬の祖先は縄文時代から魚の不飽和脂肪酸を利用してきて
認知症など無縁だった食生活自体が激変してしまったのです。

 

なぜ海外の犬は認知症になりにくいのかというと
海外の犬はその先祖から肉中心の食生活をしてきていて
肉が主な成分のドッグフードでも食生活に変わりがなく
身体も遺伝子レベルから肉のたんぱく質と付き合えるのです。

 

日本犬または日本犬とのミックスを飼っている人は認知症予防に
出来るだけ早く魚がメイン成分のドッグフードに切り替えるのが理想です。

 

が・・・・。

 

魚がメインのドッグフードは割高ですので
上記で紹介のサプリメントなどで不飽和脂肪酸を摂取させて
認知症予防に努めましょう。

 

 

 

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