歩くときに脚を引きずっている。大丈夫?

あなたの愛犬は散歩中に脚を引きずるようにして歩いていませんか?
老犬となって犬の筋力の低下は前脚より後脚から始まると言われていますので
前脚よりも後脚を引きずるような仕草をしているかもしれません。

怪我をした犬


散歩中に脚を引きずって歩いていて、その状態に気づかずに放置してしまうと
脚の甲の部分が地面に擦れてしまい、傷が出来て化膿してしまい

 

その痛みを庇うために、さらに脚を庇うようになって余計に脚や関節に
負担がかかる歩き方になってしまいます。

 

擦り傷を防ぐ方法を考えてあげましょう。

犬用の靴下を試してみましょう!

愛犬の散歩中のすり傷予防としては犬用の靴下が一番てっとり早くて効果的だと思います。
人間用の靴下を履かせてみてもよいのですが、やはりサイズの問題がありますので。
それに男性用、女性用など。または小型犬、大型犬など様々なサイズが考えられ
ピッタリと合えばよいのですが・・・。最初から犬用の靴下を購入するのが安全かと。

 

犬用靴下を選ぶポイント

 

やはり、すべり止めが靴下についているものを選びましょう。
このすべり止めが付いているかいないかで老犬の脚への負担は大きく違います。
筋力が低下した老犬は脚の踏ん張りも弱くなっていますので
すべり止めがしっかりと地面を捉えてくれて、脚の筋力の力が損なわれることなく
歩行に向かい歩きやすく、立ち上がりやすくなるからです。

 

このすべり止めの部分が大きすぎても逆に地面との抵抗が大きくなって
歩きづらくなるかもしれませんが市販されている犬用靴下なら
全て計算されてデータから作成されているので大丈夫でしょう。

 

 

老犬の歩く姿を見ていますか?

老犬との散歩、老犬の歩く姿をイメージ出来ますか?
散歩がマンネリ化してしまって、いつもの時間にいつもの散歩コースを老犬と歩いて
帰ってくる。
老犬は確実に一日一日、年をとっています。
人間よりも遥かに早いスピードで・・・・。
あなたの頭のなかにある犬が元気に歩く散歩姿はないのかもしれませんよ?
もしかしたら老犬は散歩のスピードに必死に付いてきているのかもしれません。

私が見た辛そうな老犬の散歩、少年はスマホに夢中で・・・。

先月、老犬と散歩している少年を見ました。
中学生ぐらいかな?
「家族で飼っている犬の散歩の担当の日があって今日は彼が担当かな?」
なんてぼんやりと考えていました。
どんな犬だろう?動物好き、犬好きとしては無意識のうちに犬を見ます。
ダックスフンドだったのですが、結構なお年です。
しかも、後ろ足を引きずっています。
「関節の病気かな?ガラスか何か踏んで怪我でもしたのかな?」と
心配になって見ていると、どうやら後ろ足が上がっていない、散歩のスピードに
付いていけなくて、歩いている間ずっと犬は後ろ足を引きずっています。
そのダックスフンドが引きずっているのは左足でした。

リードを引っ張っている飼い主、少年は全く気が付いていません。
老犬の歩くスピードなど気にせずに自分だけ、自分のペースで歩いています。
しかも・・・彼の右手には・・・スマートフォンが。
彼は右手のスマートフォンをずっと見ていて左手にリードを持って歩いているだけです。

ダックスフンドは彼の左後方の位置で左後ろ足を引きずって必死についていっています。

 

あなたならどうしますか?なんとかしたくて声をかけてみました。

 

 

 

 

 

 

 

突然スローペースになることも、立ち止まることもあります。

 

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