寝たきりの愛犬に牛乳をあげたいんだけど。
愛犬が寝たきりになって以前と同じような食事が出来なくなった。
老犬となって噛む力も低下してドライフードを水ではなく牛乳でふやかしてから
与えてみたい。という飼い主さんもいらっしゃると思いますが
牛乳には当然、乳糖が含まれていて、この乳糖を分解する酵素を持っていない
愛犬の場合、かなりの確率で下痢を引き起こしてしまいます。
また、元気な若いときには牛乳を与えても大丈夫だったけど
老犬となって牛乳を与えてみたら、どうしても下痢っぽくなるという
話も聞きます。やはり老化で胃腸の働きも低下して
下痢をしていまう場合が多いようです。
寝たきりの愛犬の食事にドライフードを考えていて
どうしてもフードをふやかす必要がある場合はやはり
水でふやかすのが安全になります。
老犬が下痢をしてしまいますと、体力的なダメージは相当なものになるはずです。
どうしても、水でふやかしたドライフードでは食事が進まない場合は
市販されている犬用のミルクなら低下した胃腸の働きも計算されているので
安心して使えるでしょう。
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老犬・犬に牛乳や冷たい水を飲ませる時は注意が必要です。
ほとんどの犬は牛乳の中に含まれている乳糖を分解する酵素をもっていないので
牛乳を飲んだ場合に下痢をする確立が高いのですが
「普通の水」を飲ませる場合にも注意が必要になります。
特に老犬に水を飲ませる場合はより注意が必要です。
水の何が注意が必要かというと、その「温度」にあります。
老犬になると内臓の機能が低下して冷たい水は
一気に身体を冷やしてしまいます。
特に冬場などは水ではなくて「ぬるま湯」もしくは
水にお湯を少し加えて飲ませましょう。
「水」も「市販の犬用ミルク」もそのままではなくて
少し温めてから飲ませるのが老犬には必要です。