犬の分離不安の症状は飼い主さんがいなくなるとでます。

                        公開日2017年10月22日(日)

 

分離不安の症状とは?

 

犬に留守番させようとしてお出かけの準備は始めると
急に犬が吠え始めて止まらなくなる。
出かけてたあとも犬がずっと吠えている声が
するなどの経験はないでしょうか?

 

帰宅して部屋を見ると、いろんな物が壊されていたり
オシッコやフンがいつもと違うところで転がっているなどの
経験もないでしょうか?

 

これらは犬の分離不安の症状です。

 

分離不安の症状として

 

  • 留守番させようとすると吠えだす。
  • 飼い主さんの持ち物を壊す。
  • 一人にされると怯える。
  • いつもと違う場所に排泄。
  • 呼吸が急に荒くなり心拍数も増加。

 

などが挙げられます。

 

犬の分離不安の症状として特徴的なのは
普段は凄く大人しい犬が飼い主が外出の準備を始める
外出してしまったときだけ様子が急変して吠え始めたり
飼い主の物を壊したり、いつもと全く違う場所で排泄したり
してしまうことです。飼い主が帰宅すると、いつもと同じ大人しい犬に戻り
吠え続けることも飼い主の物を壊すこともなくなります。

 

飼い主が出かける準備を始めただけで
家の中に一人にされてしまう恐怖を覚えて
吠え続けるのですが、分離不安の犬の大半が
飼い主が外出してから30分以内に飼い主の気配がない、
いないことに気付き不安にかられて吠え始める、飼い主や家のものを
壊す、いつもと違う場所でオシッコやフンをしてしまうようです。

 

帰宅してみたら・・・・。

 

「私のものが壊されている!」

 

「いつもと違う場所にフンが!」

 

「家具を噛んだ形跡がある」

 

これは・・・犬の分離不安に違いない!

 

と考えるのは少し早いです。

 

 

もしかしたら、あなたが出かけている時間に訪問のチャイムが
何度も鳴ったり、工事が始まっている時間だったり、
天気が悪い日に雷が鳴り響いていたり、家の前を通った車が
大きな音でクラクションを鳴らしていたり・・・。

 

あなたがいない間に何が犬のストレスになっていたのか分かりません。

 

それらが犬の
大きなストレスになって、分離不安と同じ症状で吠え続けたり
飼い主のものを壊したり、いつもと違う場所で排泄してしまったのかもしれません。

犬の分離不安の症状まとめ

 

  • 飼い主が出かけると吠え続ける。
  • 外出中、飼い主の持ち物を壊す。
  • いつもと違う場所で排泄。
  • 呼吸が荒くなったり心拍数の増加。
  • 家具などを噛む。

 

 

しかし、これらの症状の原因が犬の分離不安からの
行動なのかをしっかりと見極めないといけません。

 

 

飼い主の甘やかし過ぎが分離不安の原因かもしれません。

犬の分離不安の原因は犬の飼い主・あなたへの過度の依存です。
また、飼い主の犬への過度の愛情も同じように
犬の分離不安の原因になったりします。

 

飼い主が出かけてしまって一人になると犬は
行き場のない不安や恐怖心から吠え続けたり
飼い主のものを壊したり、家のものを噛んだり、いつもと違う場所で
排泄をしてしまったりします。

 

飼い主が出かけても一人で大人しく留守番することを
覚えさせないといけません。

 

しっかりとしつけをしないといけないのです。

 

犬がエサを欲しがっているからと言って、エサの時間でもないのに
エサをそのたびに与えたりしていませんか?

 

一見、犬の分離不安の原因と関係ないようなことが
間接的な原因になっていたりします。

 

犬に我慢することを覚えさせないと、いつまでも
自立出来ない、精神的に未熟なままです。
これは犬の年齢に関係がありません。
わがままな大人の犬になっているだけです。

 

依存している飼い主がいないので混乱して吠え続ける、
しかし、飼い主は戻って来てくれないので、行き場のない不安、恐怖心から
いつもと違う場所で排泄したり、飼い主の物を壊したりして
犬は恐怖心を紛らわせようとします。

 

留守番しても、吠え続けたり、飼い主の物を壊したり
いつもと違う場所で排泄しないように、人間と犬の良い関係を
構築するために犬を自立させる必要があります。

犬の分離不安の治療には飼い主の忍耐が必要です。

犬の分離不安の治療なのですが、まず最初に絶対に叱っては
いけないということです。

 

治療を開始しても吠え続ける、いつもと違う場所で排泄、
飼い主の物を壊す、家具を壊すなどの分離不安の症状は
止みません。

 

飼い主が帰宅して、飼い主の物を壊していたり
いつもと違う場所で排泄したのを激しく怒られても
飼い主の物を壊した瞬間ではないので
犬は何に対して自分は怒られているのかが理解できません。

 

理解出来ないだけでなく、留守番して飼い主が帰ってくると
怒られると思ってしまい。余計に留守番、一人になることへの
恐怖心と不安が拡がってしまって、吠え続ける、排泄、
飼い主の物を壊すといった分離不安の症状は酷くなります。

 

治療開始後、分離不安の症状が出ても絶対に怒ってはいけません。

 

留守番に少しずつ慣れさせるのが効果的な治療です。

 

外出する時に玄関を出て30秒ほどして部屋に戻る、
次は1分ほど表に出て部屋に戻る、次は1分30秒ほど
表に出て戻るを5分ぐらいを目安にくり返します。

 

途中で犬は気付くでしょうが
「あっ!出かけたけど飼い主はすぐに帰ってくる」と思うようになります。
吠え続ける、排泄する前に飼い主が姿を見せるのですから
分離不安の症状もでません。

 

30分、一人で留守番出来ることを覚えたら分離不安は解消されたと
思って良いでしょう。犬の分離不安の症状は飼い主が出かけてから
ほとんどが30分以内に始まっているからです。

 

また出かける準備も犬の前で行い、決して急がないで
時間に余裕をもって、日常の普通の行動をしている
雰囲気を犬に感じさせるようにします。

 

お出かけの準備の際や出かける間際に
「じゃ、お留守番頼むわね」といった声は絶対に
かけてはいけません。

 

「これから、あなた一人でずっと留守番よ」と
言っているのと同じです。

 

犬は置いていかれると思い飼い主がお出かけの準備をしたり出かけると
また吠え続けたり、飼い主の物を壊したり、いつもと違う場所で排泄を
くり返してしまいます。

 

声をかけるなど特別なことは絶対してはいけません。
出かける直前に犬を想って、声をかける、頭を撫でるなど
特別なことをすると

 

「あっ!これからいなくなって、また一人にされるんだ!」
犬は感じるようになってしまいます。

 

犬を必要以上に甘やかすのが分離不安の原因です。

 

また、分離不安の治療開始からしばらくは
お出かけの前にテレビを切らずに、つけっぱなしにして
家にいる気配を残しておくのも分離不安の治療に有効です。

 

 

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分離不安の症状に劇的な改善は見込めませんが
試してみる価値はあります。
獣医さんもお勧めしていますので。

 

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