最近、睡眠がとれていないようなんだけど・・・。

老犬となって行動範囲も以前と比べて狭くなり、いろんな事に対して関心も薄くなると
毎日が単調なリズムの繰り返しとなります。
そうなると、どうしても昼寝の時間が長くなってくるのですが・・・。

 

良く寝てくれるのは何も問題ないのですが、その睡眠の質が問題になってきます。
人間も同じなのですが予定よりも昼寝が長くなってしまって、いざ夜になって
寝ようとしたら寝られずに結局その日は深い良質な睡眠がとれずに朝になってスッキリ出来なかった・・・
ということが誰もが経験していると思います。

寝ている老犬

 

老犬も確かに一日単位でみてみると寝ている時間は長いのですが
熟睡出来ていないケースが本当に多いです。特に老犬となって
目がハッキリ見えないとか関節などが痛むとか歯が痛いとか
何がしらのストレスを抱えているとまた、このストレスが熟睡を妨げます。

愛犬が熟睡出来る環境って分かりますか?

老犬が熟睡出来る環境の最大のポイントは温度です。

 

犬は寒いときには自分の毛を膨らませて、その膨らんだ空間に
空気をためて空気の層をつくり寒さから身を守り体温を保つことができます。

 

が・・・・。

あくびをしている愛犬

 

老犬ともなるとこの体温調整機能も衰えてきますので
環境の寒さや厚さに弱くなります。

 

ご存知のように、犬は暑いときの体温調整は口でしかできません。
人間の様に汗をかいて体温調整などできませんので注意が必要です。

 

特に冬はより注意が必要となります。

 

老犬を気遣ってあげるのは良いのですが温度を上げ過ぎないようにしてください。
また、部屋全体を見渡して、いつも愛犬が寝ている場所の温度より
少し温度が低くなる場所を部屋や家につくってあげてください。
そうすることによって、暑ければそちらに行ってクールダウン出来るようにしてあげましょう。
部屋の温度は20度前後がもっとも睡眠に適しているようです。

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