なぜ犬の食欲がないのか考えてみましょう。

犬は食事が大好きです。

 

しかし・・・「我が家の老犬が最近食べなくなった・・・。」と感じることはありませんか?

 

老犬が食べない理由をいろいろと考えてみましょう。
きっと、なにか理由があるはずです。

 

 

なんとなく食べたくない気分・・・

 

あなたにもあるはずです。
「なんとなく食べたくないな・・・」という日が。

 

その日の体調であったり、気分であったり

老犬が食べない


気候の変化があってスッキリしない日とか。

 

特に年齢を経た老犬であれば、なおさらです。
その日によって体調も気分も違ってくるはずですので
食べたくない日があるのも当然です。

 

老犬が食べない日があるのは普通のことなので
1日ぐらいであれば食事を抜いてみて老犬の様子を見てみましょう。

 

 

食べてたくなるような工夫を考えましょう。

 

老犬が以前ほど食べてくれない、食べる意欲が低下しているようならば
食べてたくなるような工夫を考えましょう。

 

食べたくなる工夫と言ってもそんなに難しいことではありません。
必ず大好物があるはずですので、それらの老犬の好物をいつものご飯にトッピングして
あげればよいのです。老犬の好物をトッピングし過ぎるとカロリーオーバーに
なる可能性がありますので、注意してトッピングして様子を見てみましょう。

 

一番してはいけないのは老犬が食べないからといって
今、与えているフードを止めて別の好きそうなフードまたは
好物に変えてしまうことです。

 

犬は非常に学習能力が高いので今、目の前のフードを食べなければ
すぐに別のフードが出てくると学習してしまいます。
これをくり返すと非常にわがままな犬になってしまいますので
多少食べないぐらいならトッピングなどで老犬の食べることへの
意欲をかきたててみましょう。

 

ドライフードなどを与えていて食べなくなっているのであれば
フードを温めてみるのも良いでしょう。ドッグフードは温めると匂いが増すので
老犬の食欲も刺激される場合が多いです。
ドライフード自体を温めるのではなくて、お湯でドライフードを浸してみましょう。

 

もし可能であるならばお肉のゆで汁をかけるという方法もあります。

 

 

 

 

 

歯や首に問題があるのかもしれません。

食べたいけど・・・歯や首が痛むんだよ・・・。

 

 

食べない理由が歯や首にある場合があります。

 

老犬になれば歯も首も老化してきていますので
それが食べない理由になっているのかもしれません。

 

歯や首に問題がある場合は最初は
食べてくれるのですが途中で食べなくなることです。

 

食べるのを止めてしまう・・・・。

 

これが歯や首に問題があって食べない場合の特徴です。

 

お腹も減って食欲もあり
食事も勢いよく始めるのですが歯や首が痛くて
食べていられなくなり、途中で食事を止めてしまう。

 

歯や歯茎や時には口内炎が食事の際の刺激となってしまい
とても食べていられなくなるのです。

 

老犬が途中で食べないのならば
口内をよく観察してあげてください。

 

では首が食べない理由とは?

 

老犬になると首にも老化現象が表れて
筋肉痛や首の関節炎なども発症します
そのために食事の間ずっと下を向いている体制
相当身体に負担となり結果老犬が食べるのを止めてしまうことになります。

 

食器を床に置くと足腰に負担がかかります。

食器を床に直接置いているのが
老犬が食べない理由になる場合があります。

 

老犬になると足腰の筋力も低下して
食事の際の食器を直接床に置くと
かなり前かがみにならないと食器に届かない状態になります。

 

当然、足腰には負担となり食事の時間は
苦痛のものとなり老犬は食べなくなってしまいます。

 

足の長い大型犬ばどなら尚更その負担は大きくなり
食事は辛いものになります。

 

老犬が無理な体制にならなくても
食事が出来るような工夫が必要になるのですが
食器の下に台などを置いて高さを調整してあげるのも良いでしょう。

 

高さの調整が出来る食器台も販売されています。
これなら愛犬の成長や状態に合わせて
食器の高さを調整出来るので便利ですね。

 

 

 

サプリメントの選び方と注意点。

老犬が食べない日が多くなると問題になるのが
栄養素のことがあります。

 

人間と同じように足りていないと思われる栄養素をサプリメントで
補うという考え方が浮かぶと思うのですがサプリメントにも
動物病院などで販売されているサプリメント
普通に市販されているサプリメントがあります。

老犬が食べない

 

動物病院で販売されているサプリメントは
キチンと臨床結果を得ておりその効果も確認されているのですが
市販されているサプリメントは定義というものが存在しませんので
購入の際には注意が必要です。

 

また、たとえ栄養補助のサプリメントといえ
過剰摂取は副作用を引き起こす可能性も十分にありますので
老犬が食べない状態が続いてサプリメント購入などを考えたならば
獣医師とよく相談して老犬の健康状態を診てもらってから
サプリメントを与えてみましょう。

 

サプリメントのメリット

  • 天然由来で安心である。
  • 薬との併用が可能である。

 

デメリット

  • 即効性は望めない。
  • 値段が数千円からと比較的高
価。

 

などです。

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