犬の低血糖症の症状はけいれんする、元気がなくなるです。
犬の低血糖症の主な症状は
- けいれんする
- 元気がなくなる
- 下半身が麻痺する
などがありますが、低血糖症は血液中の糖分の濃度が
急激に低下することによって起こる病気ですが
糖分の濃度が低下した時の条件によって症状は異なって現れます。
たとえば、糖分の濃度が下がっていた時間、糖分の濃度がどれぐらい急に低下したのか?
急激に低下してもその低下具合にも差があります。
この様な低血糖症の症状と言ってもそのときの条件によって
現れる症状は異なります。
犬・老犬がぐったりして元気がない、けいれんしている、下半身が麻痺している場合は
低血糖症を疑ってみましょう。
低血糖症は生後まもない子犬と老犬・高齢犬では
特に注意が必要です。
生後まもない子犬が低血糖症になってしますと
かなりの確率で寝たきりの状態になることです。
また、老犬・高齢犬が低血糖症を発症する場合
原因が膵臓に腫瘍が出来ていることがあり
その腫瘍の9割が悪性腫瘍です。
次に低血糖症の原因・治療・予防を見ていきます。
低血糖症の原因は?けいれんなど起こすときは?
まず、この低血糖症は大きく二つに分類されます。
何を基準に分類されるかと言うと
低血糖症になる年齢によって分類されるのですが
生後まもない子犬など新生児の低血糖症と
成年の犬が発症する低血糖症に分けられます。
どちらの時期に発症する低血糖症にも
けいれんするなどの同じ症状がみられます。
低血糖症はどのような時に起こりやすいかというと
空腹のときや、また食事の最中、興奮状態にあるとき
また、激しい運動をしているときなどに突然起こりやすいのが
低血糖症の特徴です。
血液中の糖分濃度が低下しているときに
興奮状態や運動など、平常時よりエネルギーである糖分を必要と
する状態ですと更に低血糖症になるリスクは高くなります。
生後まもない子犬が低血糖症になった場合
最初は元気がないぐったりしているなどの状態が続くのですが
けいれんを始めたら、かなり危険な状態だと思ってください。
犬の低血糖症のその他の症状は?けいれん以外も注意です。
犬の低血糖症の症状は、けいれん、ぐったりして元気がないなどの他にも
発作を突然起こす場合もあります。
発作が始まると当然犬は立っていられなくなり
横たわり、下あごが小刻みにけいれんして
よだれを垂れ流して苦しそうに前後の脚を激しく動かす動作をします。
その状態がしばらく続くと昏睡状態に至ります。
この昏睡状態まで、そのまま放置することはないでしょうが
この段階で何らかの処置を施したとしても脳に損傷が
起こる可能性が高く、寝たきりになることも多いです。
犬・老犬が低血糖症になった場合応急処置が重要になります。
犬・老犬が低血糖症になって、けいれん、元気がなくなる、下半身が麻痺するなどの
症状が出始めた場合、応急処置が重要になってきます。
低血糖症が疑われたら、すぐにハチミツやガムシロップなどを飲ませる
口の中に流し込むなどしてください。
もし、ハチミツなどがない場合は濃いめの砂糖水を作って
口の中に流し込んでください。
けいれんなどを起こしたり意識がない時は
気管に入り込む可能性があるのでけいれんなどを
起こしている際には口内の粘膜にハチミツや砂糖をすりこんで
粘膜から吸収できるようにしてあげます。
これだけでも、低血糖症からくる症状の悪化を防ぐことができます。
また、けいれんや発作を起こしているときは
自分で飲み込むことが不可能ですので
流し込むときは注意が必要です。
けいれんなどによって急に口を閉じる可能性もありますので
噛まれないようにも注意が必要になります。
ハチミツやガムシロップや砂糖水でも
低血糖症時の応急処置は対応出来るのですが
このような低血糖症時の緊急食が発売されています。
低血糖症時の緊急食ですので
ハチミツなどよりも速やかに血液中の糖濃度を
上昇させてくれるようです。
価格もそんなに高い品ではありませんので
緊急時、もしかしたら・・・の為に
購入しておくのも安心です。
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犬の低血糖症には悩んでいます。
犬の低血糖症に悩んでいませんか?
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なぜ子犬が低血糖になりやすいのか?
低血糖でぐったり、あなたが出来ること
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知りあいが「低血糖は子犬がなる病気」と言います。
犬の低血糖に悩んでいませんか?
犬の低血糖症に悩んでいませんか?
「原因はなに?」「食事の時間が空いてしまって血糖値が下がって低血糖になるんでしょう?」
と思っていませんか?
犬の低血糖症の原因は本当に様々で
食事の時間が空いてしまって、血糖値が下がり低血糖になるのも原因ですが
来客がストレスになり低血糖症に・・・。
下痢が原因で低血糖症に・・・・。
などなど本当に犬の低血糖症の原因は様々です。
食べ過ぎが原因の場合もあります。
「しっかり食べているならいいんじゃない」と思われるかもしれませんね。
犬が低血糖症になると、なぜグッタリしたり痙攣を起こすの?
犬が低血糖症になると脳が一番ダメージを受けます。
「なぜ脳なの?」
ブドウ糖について調べてみました。
ブドウ糖の働きは?
ブドウ糖は脳をはじめ、赤血球や腎臓の髄質、一部の筋肉を正常に動かすために使われており、1日に必要な量はおよそ150gといわれています。
ブドウ糖の最も大切な役割は、脳を正常に働かせることです。脳はどの臓器よりも多くのエネルギーを消費しており、1日に消費するエネルギーの約18%を占めています。
脳を働かせるために必要な栄養素はさまざまですが、エネルギー源として使えるのはブドウ糖だけです。他の臓器ではたんぱく質や脂肪もエネルギーとなりますが、脳は血液・脳関門といわれる検問所で厳しいチェックを行い、エネルギー栄養素としてはブドウ糖以外のものを通しません。まさに、ブドウ糖は脳の活動を維持するのに重要な、唯一の栄養素なのです。
成人の脳は、1日におよそ120gのブドウ糖を消費するといわれています。
ブドウ糖が不足するとどうなるの?
ブドウ糖が不足すると、脳はエネルギーを作ることができず、思考能力が低下してしまいます。さらに、集中力が欠け、やる気も出ず、イライラするなど仕事も勉強もはかどりません。
ダイエット等で炭水化物抜きの食事ばかり摂っていると、脳はエネルギー不足になり頭がボーっとしてしまいます。
また、脳の機能が低下すると体の各器官へきちんと指令を出すことができなくなり、様々な障害があらわれることも考えられます。
疲れたときに甘い物が欲しくなるのは、脳がブドウ糖を欲しがっている証拠です。
SNSでアンケートをとってみました。
SNSで愛犬が低血糖症になった経験者にアンケートを取ってみました!
愛犬が低血糖症になった状況を教えてください。
激しい運動の直後
散歩中になってしまった。
下痢をしていたとき。
全く初めての人の来訪。