サラサラ鼻水がネバついた鼻水になりゼーゼー苦しそうに呼吸をしていませんか?
副鼻腔炎の初期の症状は
- 少しのサラサラの鼻水
- 気にならないぐらいのくしゃみ
ですが進行すると
- ネバついた鼻水
- 絶えずくしゃみをする
- ゼーゼー苦しそうに呼吸
になります。
鼻腔で起きた鼻炎が拡がり
その奥の副鼻腔が炎症を起こすと副鼻腔炎となります。
また、副鼻腔炎で膿が排出されなかった場合の多くが
蓄膿症へと悪化していきます。
副鼻腔炎の初期の症状は
サラサラの鼻水やくしゃみなのですが
犬はよく自分の鼻先を舐めますので
少量の鼻水が出ていても舐めとってしまい飼い主が
気付かないことが多いです。
この段階での副鼻腔炎の発見は非常に難しといえます。
そして副鼻腔炎が進行しますと
サラサラの鼻水がネバついてきて、くしゃみの回数も激増しますので
ようやく副鼻腔炎と気付く場合が多いです。
また、サラサラの鼻水からネバついた鼻水になるために
鼻腔内が鼻水で塞がれてしまい、鼻からの呼吸が苦しくなり
口をあけてゼーゼーと苦しそうに呼吸をします。
いつもと違うゼーゼーという呼吸音がしだしたら
呼吸器系の病気・副鼻腔炎を疑ってみましょう。
副鼻腔炎は
サラサラの鼻水やネバついた鼻水から更に悪化すると
炎症から副鼻腔が腫れて鼻自体がふくらんで見えるようになります。
この段階まで副鼻腔炎は放置してしまうと
炎症の具合も酷い状態で、犬は鼻周辺を触られることを嫌がるようになり
副鼻腔炎の痛みから顔面といっても鼻付近を地面や壁に
こすりつけるような仕草を見せるようになります。