熱中症の初期症状は、激しいあえぎ呼吸に大量のよだれです
5分から15分
この時間はなんの時間でしょうか?
愛犬・老犬が暑い環境で熱中症を発症してしまうまでの時間です。
たった5分から15分で愛犬・老犬は熱中症になり
正しい応急初期をしなけらば最悪、死にいたってしまうのです。
犬は寒さには大変強いのですが
暑さには弱い動物で汗腺がありませんので
人間のように汗をだして、体温調整をして
体温を下げるようなことは出来ません。
熱中症の初期症状は激しいあえぎ呼吸と大量のよだれなのですが
この大量のよだれが原因で口呼吸が出来にくくなり
空気を体内に取り入れて出して体温調整をするという機能が
低下してしまいます。大量のよだれが口を覆ってしまうますので・・・。
激しいあえぎ呼吸・大量のよだれの次の症状は?
熱中症の初期症状の激しいあえぎ呼吸・大量のよだれの次の症状は
嘔吐と下痢が始まります。
大量のよだれのあとの嘔吐と下痢も熱中症が信仰すると
この嘔吐物・下痢に血液が混ざるようになってきます。
この段階でも応急処置をしないで
熱中症を放置してしまうと、激しい痙攣を起こして
体内では血圧の降下が始まり、呼吸不全を起こして
ショック状態を引き起こします。
更に熱中症が進行すると
意識レベルが急激に低下して眼球が
不規則な動きを見せ死に至ります
熱中症の症状がでてからの応急処置は?
熱中症の初期症状の激しいあえぎ呼吸・大量のよだれが
出始めてから30分から1時間以内に応急処置を
行えたかどうかで、その後の熱中症からの回復の度合いが大きく変化します。
散歩中などで激しいあえぎ呼吸・大量のよだれが
出始めたら、即、熱中症と判断しても良いでしょう。
まずは体温を下げることを考えて日陰など日除けを探して
寝かせて水を首回りから全身にかけてあげましょう。
そして体温調整のための大切な口呼吸の妨げになっている
大量のよだれを拭ってあげ、愛犬・老犬の意識がハッキリしていて
水を欲しがったら満足するまでドンドン飲ませてください。
暑い時期・暑い時間帯のなか散歩をする場合は
多めのの水を持参して、こまめに水分補給をしてあげ
もし熱中症になった場合の時を考えて
愛犬・老犬の身体を冷やす水も持っていく方が安心です。
車の中に置き去り。エアコンかけていても熱中症になります。その訳は?
愛犬を連れて車で外出して
スーパーやサービスエリアに立ち寄ることもあるかと思います。
車の中での置き去りはさすがに危ないと思い
エアコンをかけて愛犬を車の中に放置して
お買い物、少しの時間だし
何よりエアコンかけているから大丈夫!と考えていませんか?
閉め切った車の中は極めて短時間で
熱中症の危険水域の40℃以上に達してしまいます。
犬は皮膚からの発汗が出来ないので
閉め切った車内などの空間では
あっという間に熱中症になり死に至る可能性があります。
「だから、エアコンかけてれば閉め切っても大丈夫でしょう?」と
思っていませえんか?
車のエアコンの原動力の元は当然ながらエンジンです。
夏のように車内が高温になれば
当然エンジンルームも高温になり
エンジンを初めとしてあらゆる車のパーツが高温に晒されます。
エンジン自体が高熱になってきますと
車のセンサーはエンジンを保護するために
エンジンの負荷になっているエアコンを自動で停止する場合があります。
エンジンが停止すれば当然、エアコンから
冷たい風がでることはなく、熱せられたエンジンルームから
温風がエアコンの吹き出し口から出る可能性があります。
このような環境で愛犬・老犬がいたら・・・・。
確実に熱中症になってしまうでしょう。
「エアコンかけてきたから車内のあの子は大丈夫」
このような考えは本当に危険です。
愛犬・老犬の熱中症予防グッズ!散歩中の熱中症から守ってあげましょう。
暑い時期の散歩は愛犬・老犬にとって過酷なものでもあります。
常に熱中症の危険性をはらんでいますので・・・・。
夏場はやはり、気温が上昇しきる前の時間が良いでしょう。
早朝や夕方などがよいのでしょうが
気を付けないといけないのは散歩中の
地面からの頭の高さが人間と犬では相当の差が
あるということです。
散歩中には輻射熱(ふくしゃねつ)などに晒されていることも考えてあげてください。
また、犬種によって暑さが苦手・弱いがあります。
ボクサー、パグ、ブルドックなどの短頭種は他の犬に比べて
頭が短いため頭部内にある気道も当然短めで
そのため、本来なら気道を通って体温を下げる空気も
効率良く体温を下げることが出来ません。
短頭首を飼っている方は、散歩などはより熱中症を
気にしないといけません。
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●軽くもみながら、十分にひんやりお散歩ベストを水に吸わせます。 |
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